睡眠障害には、不眠のほか、不眠を引き起こす多くの疾患がある。睡眠時無呼吸症候群などについては医師の専門的な判断のうえ、対処を考える必要がある。
○不眠
・入眠困難 眠ろうとしてもなかなか寝つけない。
・中途覚醒 途中で目が覚めて再び眠ろうとしても眠れない。
・熟睡障害 睡眠が浅く、ぐっすり眠れない。
・早朝覚醒 早朝に目が覚めて再び眠ろうとしても眠れない。
○睡眠時無呼吸症候群
睡眠中に無呼吸や低呼吸を繰り返して酸素不足となり、中途覚醒や昼間の眠気、熟睡感がないなどの症状が出る。
○レストレスレッグス症候群
夕方から深夜にかけて、下肢を中心として、むずむずするような不快感が起こり、じっとしていられない疾患。