ケアマネ試験対策

ケアマネ試験対策 認知症編①

認知症の原因はさまざまなものがあるが、なかでも多いのはアルツハイマー認知症アルツハイマー病)と血管性認知症である。慢性硬膜下血腫、正常圧水頭症など、治療で治る可能性のあるものもあり、鑑別判断が重要である。

 

認知症の原因

○脳血管障害・・・血管性認知症

○変性疾患・・・  

アルツハイマー認知症レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症(ピック病)など

○外傷性疾患・・・脳挫傷、慢性硬膜下血腫(※)

○感染性疾患・・・進行麻痺(梅毒)、各種髄膜炎脳炎

○内分泌代謝性疾患・・・ 

甲状腺機能低下症(※)、ビタミンB12欠乏症(※)

○中毒・・・一酸化炭素中毒後遺症、メチル水銀中毒、慢性アルコール中毒

○腫瘍・・・脳腫瘍(髄膜種)

○その他・・・正常圧水頭症(※)、てんかん(※)

 

(※)早期の治療で回復するため、認知症と定義されないことがある。

 

認知症についてはしっかりと覚えましょう!!

ケアマネ試験対策 睡眠障害編

睡眠障害には、不眠のほか、不眠を引き起こす多くの疾患がある。睡眠時無呼吸症候群などについては医師の専門的な判断のうえ、対処を考える必要がある。

 

○不眠

入眠困難 眠ろうとしてもなかなか寝つけない。

中途覚醒 途中で目が覚めて再び眠ろうとしても眠れない。

・熟睡障害 睡眠が浅く、ぐっすり眠れない。

早朝覚醒 早朝に目が覚めて再び眠ろうとしても眠れない。

 

睡眠時無呼吸症候群

睡眠中に無呼吸や低呼吸を繰り返して酸素不足となり、中途覚醒や昼間の眠気、熟睡感がないなどの症状が出る。

 

○レストレスレッグス症候群

夕方から深夜にかけて、下肢を中心として、むずむずするような不快感が起こり、じっとしていられない疾患。

ケアマネ試験対策 尿失禁編

尿失禁とは、自分の意志に反して尿が出てしまうことをいい、次のような種類がある。

高齢者に多くみられる尿失禁には、切迫性・溢流性・機能性がある。

○切迫性尿失禁

尿意をがまんできない。加齢による膀胱括約筋の弛緩、脳血管障害(脳卒中)の後遺症で排尿の自制が障害されることなどが原因。早めにトイレに行くことを指導する。

 

○腹圧性尿失禁

男性に比べて尿道が短い女性に多く、咳、くしゃみなどちょっとした腹圧の上昇で失禁しやすい。

 

○反射性尿失禁

脊髄の病気により、本人の意思とかかわりなく尿が出なかったり、反射的に出てしまったりするもの。

 

溢流性尿失禁

高齢の男性に多く、絶えず少量の失禁が続く。前立腺肥大症などで尿閉が起こり、膀胱にたまった尿が圧力により漏れてくる。

 

○機能性尿失禁

排尿器官には異常がないが、身体機能の低下や身体の障害、認知症などのために、トイレに間に合わない、適切な排尿動作ができない。排尿状態や排尿動作をしっかり把握していれば、予防可能である。

 

尿失禁の介護の第一歩は、高齢者の排尿状態を正しく把握すること。特に、尿意の有無、排尿間隔のチェックは尿失禁を改善し、排尿誘導を試みるうえでとても大切!!

 

毎日1つでもいいので、インプットするようにしましょう☆

 

パーキンソン病の症状

四大運動症状のほか、認知症うつ状態などの精神症状、排尿障害などの自律神経症状も現れる。運動療法、薬物治療を行うが、数年間の服用で薬効が少なくなり、不随意運動や精神症状などの副作用を生じやすくなる。また、1日のうちで薬が効いている時間と効いていない時間がみられ、症状が変動しやすい。

 

○四大運動症状

・振戦

安静時に手や足がふるえる(安静時振戦)。初発症状として最も多い。

・無動

あらゆる動作が乏しくなる。表情の変化がない仮面様顔貌が現れ、動作が下手になり鈍くなる。

・筋固縮

筋肉が緊張し、筋肉を伸張するとガクガクと歯車のような抵抗を感じる(歯車現象)。

・姿勢・歩行障害

上半身が前屈みになり、手の振りが乏しく小刻みに歩く。転倒しやすくなる。

 

しっかりと覚えておきましょう(^▽^)/

ケアマネ試験対策 廃用症候群編

廃用症候群(生活不活発病)は、心身の機能を十分に使わずにいるために、心身的な機能や精神的な機能が全般的に低下した状態である。

その多くは寝たきりによって悪化するため、早期のリハビリテーションが重要になる。

 

廃用症候群の具体的な症状と主な原因

諸症状      原因 

・筋の萎縮    運動不足

・関節の拘縮   関節運動の欠如

・骨萎縮     体重負荷と筋収縮の欠如

骨粗鬆症    運動不足、カルシウム不足、日光浴不足、女性ホルモンの分泌低下

・尿路結石    骨の脱灰、尿路感染

・起立性低血圧  臥床の継続

認知症     単調な生活、孤独、不活発

・沈下性肺炎   胸郭拡張欠如、体位不良

・褥瘡(床ずれ) 継続的な圧迫

・尿失禁     排尿機会の欠如

・便秘      排便機会の欠如、薬の副作用、不適当な食事、運動不足

 

基礎的なことはしっかりと覚えておくようにしましょう!!

(私が言うのもなんですが…💦)

ケアマネ試験対策 特定疾病編

40歳以上65歳未満の第2号被保険者への保険給付は、要介護状態・要支援状態の原因が特定疾病である場合にかぎられます。

 

特定疾病を覚えよう!!

1、がん(がん末期にかぎる)

2、関節リウマチ

3、筋萎縮性側索硬化症

4、後縦靭帯骨化症

5、骨折を伴う骨粗鬆症

6、初老期における認知症

アルツハイマー認知症、血管性認知症レビー小体型認知症など)

7、進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症およびパーキンソン病

8、脊髄小脳変性症

9、脊柱管狭窄症

10、早老症(ウェルナー症候群等)

11、多系統萎縮症

12、糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症および糖尿病性網膜症

13、脳血管疾患(脳出血脳梗塞など)

14、閉塞性動脈硬化症(糖尿病に伴う血管障害はこれに該当)

15、慢性閉塞性肺疾患

肺気腫、慢性気管支炎、気管支喘息、びまん性汎細気管支炎)

16、両側の膝関節または股関節に著しい変形を伴う変形性関節症

 

結構、難しい言葉が並んでますが、頑張って覚えましょう(^▽^)/

参考書選び

ケアマネ試験の参考書選びですが、評判を調べた結果!!

私は、「中央法規」か「ユーキャン」を利用しています。

 

もう何年も勉強しているので「予想模試」を中心に、

とにかくたくさん問題を解いて、間違えたところを勉強しなおす。といった

スタイルの勉強法を行っています。

 

年々、難しくなってるので今年も気を引き締めて、頑張っていきたいと思います。