パーキンソン病の症状
四大運動症状のほか、認知症やうつ状態などの精神症状、排尿障害などの自律神経症状も現れる。運動療法、薬物治療を行うが、数年間の服用で薬効が少なくなり、不随意運動や精神症状などの副作用を生じやすくなる。また、1日のうちで薬が効いている時間と効いていない時間がみられ、症状が変動しやすい。
○四大運動症状
・振戦
安静時に手や足がふるえる(安静時振戦)。初発症状として最も多い。
・無動
あらゆる動作が乏しくなる。表情の変化がない仮面様顔貌が現れ、動作が下手になり鈍くなる。
・筋固縮
筋肉が緊張し、筋肉を伸張するとガクガクと歯車のような抵抗を感じる(歯車現象)。
・姿勢・歩行障害
上半身が前屈みになり、手の振りが乏しく小刻みに歩く。転倒しやすくなる。
しっかりと覚えておきましょう(^▽^)/