ケアマネ試験対策 認知症編③
認知症の中核症状とBPSD
○中核症状
見当識障害、記銘・記憶力障害、実行機能障害、計算力・理解力・判断力・注意力の低下、その他
○周辺症状=行動・心理症状(BPSD)
不安・焦燥、うつ状態、徘徊、幻覚・妄想、興奮・暴力、不潔行為
療法的アプローチ
○心身のリハビリテーション訓練
通所リハビリテーション(デイケア)、通所介護(デイサービス)は、心身への適度な緊張・刺激を与え、リハビリテーション効果が高い。
○生活リハビリテーション
認知症対応型共同生活介護などで行われているもので、環境や日常の生活リズム、役割などを変えずに、日常生活上の行動を実践していくことで、生活自立能力の保持・向上を図る。
○回想法
高齢者が話したがる思い出話を積極的にしてもらうグループ療法。
○リアリティ・オリエンテーション
時間・場所・人物についての正しい情報を繰り返し示すことで現実感覚を導き、失われた見当識を改善する。
○音楽療法
音楽が脳を刺激するため、能動的態度が得られる、情緒が安定する、開放感が得られるなどの効果が期待される。
○アニマルセラピー
動物とのふれあいにより、いやしの効果が期待できる。
認知症についてはしっかりと覚えましょう(^o^)丿